カテゴリ:読書( 69 )   

やっぱり好きです   

試験が終わってちょうど2週間が経ちましたが
勉強していたのはもうずっと昔の話のような気がします。
試験終わったらあれもこれもと思っていたのですが
どうにも体調が思わしくなく、ちょっと困っております。
でも本はいつでもどこでもどんな姿勢でも読めるので、相変わらずの読書家です。

試験が終わって真っ先に読んだのは柳美里さん。

■柳美里『ファミリーシークレット』講談社
■柳美里『山手線内回り』河出書房新社
■柳美里『柳美里不幸全記録』新潮社

やっぱり柳美里さん好きだなあ。
どの作品もヘビーで苦しいんだけど、読む手が止まる事はありません。
常に何かと闘っている柳さん
その壮絶な闘いをさらけ出して作品を創っている姿が好きです。
その代償はあまりにも大きいのだけど、そんな苦しさから生まれてくる言葉たちは
重みがあって素直で腑に落ちます。

柳さんにはこれからも書き続けて欲しいです。
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by usayamama | 2010-11-28 23:06 | 読書

吉本隆明さん他   

最近は息抜きというか、どうしても勉強に向かえない時に読む程度です。

①吉本隆明『ひきこもれ』だいわ文庫
②吉本隆明『私の「戦争論」』ちくま文庫
③吉本隆明『父の像』ちくま文庫
④池上彰『知らないと恥をかく世界の大問題』角川SSC新書
⑤早坂隆『指揮官の決断〜満州とアッツの将軍 樋口李一郎』文春新書

こんな傾向です。
絶賛おもしろい吉本隆明さん。
普段「あれ?」って思っている事を躊躇なく明瞭に言葉にしてくれるので
私としては頭の中が整理されて、すごく気分が軽くなります。
その一言一言は重みがあって、何を論じるときも覚悟のような強さを感じます。

①の中では「ひきこもりが悪い事とは思わない」ときっぱり言い切っています。
ひきこもりには2種類あって
どうも世の中とはうまく合わず一人でいたいんだという人たち。
もうひとつはある境界を超えて病気の範疇に入っている人たち。
吉本さんの仰るように、前者は多分昔からいるの。
昔は他人にもっと寛容だったんだろうね。「あの人はそーゆー人だ」みたいなゆとりが。
今は何でも「病気」にしちゃった方が周りも楽なんだろうなあ。
何だかよく分からない変わり者、宙ぶらりんじゃだめかな?(←多分私はこのタイプ)

②は軍国少年だった吉本さんが小林よしのり氏の「戦争論」に待ったをかけています。
③は太宰治や夏目漱石、森鴎外などの作品からどのような父親像が表れているか、
文豪たちの父との関わりについてお話しています。
④は勉強兼ねて、国際問題を少し整理したくて読んでみました。

⑤はusayamamaの毎年恒例の夏に戦争モノを読もうキャンペーンの一環です。
ナチスに追われたユダヤ人を満州に逃がした陸軍軍人。
そしてその後は指揮官としてアッツ島の玉砕の決断をした方のお話です。
困難や災難って人を選んでやって来るのか・・・。

本を開けばそこには新しい世界が広がり、多くの発見があります。
試験が終わったら、その足で本屋さんに直行します!
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by usayamama | 2010-10-03 01:39 | 読書

この国はどうなるのか?   

当たり前だけど、この国の事を真摯に考えている方々が沢山います。
私は至って無力ではあるけれど、やっぱり少しは考えています。
社会の事、世の中の事をじっくり考えている方々の思考に
少しでも触れておきたくて読んでます。

■赤木智弘『「当たり前」をひっぱたく』河出書房新社
■神保哲生/宮台真司『格差社会という不幸』
■吉本隆明『貧困と思想』
■吉本隆明『家族のゆくえ』

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by usayamama | 2010-08-28 22:15 | 読書

誰の上にも青空はある   

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私はよく空を見ます。多分空を見上げてる時には口が開いていると思います。
HABUさんこと、羽部恒雄さん。大好きな写真家です。

■HABU『誰の上にも青空はある』ヴィレッジブックス
本来は絵が好きなusayamamaですが、空と海は写真に限ります。
どう頑張っても絵の具では出せない自然の色。自分で見た空が特別な空だったらそれに越したことはないんだけど、なかなかねえ。

HABUさんの写真の空にはいつも憧れます。ふっと見上げた空がこんな色だったりあんな雲が浮かんでいたら最高だな、と思わずにはいられない。それから写真に添えられている文がまたいいんだ。
これ読んだら空を見上げたくなりますよ。

私が今一番見たいのは、キレイな夕焼け。真っ赤な夕焼けが見たいです。
東京じゃ無理かな・・・。
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by usayamama | 2010-08-08 00:19 | 読書

池上彰さん   

難しい話を多くの人に分かりやすく説明出来る人、尊敬します。
テレビなどでお馴染みの池上彰さん。子どもニュース元お父さん。
この方の解説は本当に分かりやすいんだ。
では、本ではどうだろうって事で読んでみました。

■池上彰『政治のことよくわからないまま社会人になってしまった人へ』海竜社

やっぱり本でも分かりやすい!
政治のあれこれ、「ちょっと今更人に聞けないな」なんて思っている人にこそおススメ。
●政治とは何か
●族議員とは何か
●派閥とは何だろう
●地方自治とは何か

などなど、本当に基本的な事なんだけど、実は分かっているような、分かっていないような、そんな所を池上さんが丁寧に解説してくれています。
難しい話を専門用語を使って語るのは案外簡単だと思うんです。
難しい話なんだけど、いかに簡単に分かりやすく伝えるかって難しいの。
知識もさることながら、最終的には語り手の相手に対する心遣いなんじゃないかな?
と思いました。
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by usayamama | 2010-07-26 22:13 | 読書

吉本隆明さん   

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最近ハマっています。
「思想界の巨人」「戦後最大の思想家」そして作家よしもとばななさんのお父様。

本屋を徘徊していたら、急にお名前が浮かんできたので読んでみる事にしました。
こんな直感は結構大切にしています。きっとそんな時期なんでしょう。

思想的な事を学びたいとか、マルクスを勉強したいっていう気は全くないです。
はっきり言って「思想家」の仕事が何たるかさえ、よく分かりません。
が、私にとって身近な事や世の中の事、吉本さんの目にはどんな風に映っているのか?
そこが知りたいです。

自分の興味のあるテーマを扱っているモノから読んでいます。
そして、今の私には丁度よいテンション。楽しんでます。
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by usayamama | 2010-07-05 23:57 | 読書

ニーチェの言葉   

この本、かなり売れています。
多くの人々に支持される理由を体感したくて、読んでみました。

■フリードリヒ・ニーチェ/白取春彦編訳
         『超訳 ニーチェの言葉』ディスカヴァー・トゥエンティワン

最近とっても違和感を感じる本。しかも結構よく見かけます。
「○○になる方法」とか「××な時に読む本」とか「※才までにやっておく事」なんて本。
どうして自分には馴染めないのか考えてみたら、それらの本て答えが用意されているの。
でも、××な時に「はい、これ読むといいよ、答えも分かるよ」って何だか変。
最終的な答えはやっぱり自分で導かなくちゃ、と思うのです。
そんな意味ではこの本の中でヒントになるような言葉に会えたと思います。

『ニーチェの言葉』は、タイトル通りニーチェの言葉です。
かなり噛み砕いた訳になっているので確かに読みやすい。しかもタイトルも明瞭。
自分の好きな所から読んでもOKです。
ニーチェの言葉に一喜一憂してしまいます。
頷いてみたり、見透かされた気分になったり、時には辛辣だったり。

「早すぎる成功は危険だ」っていう一文があるんだけど
これ読んでたらタイガー・ウッズが浮かんできました。深い意味はありませんけど(笑)

この本はこれからも時々開く事になりそうです。
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by usayamama | 2010-07-01 22:43 | 読書

柳美里さん   

久し振りに柳美里さんの本が読みたくなった。
再読も含めて何冊か読んでみました。

■柳美里『家族シネマ』講談社文庫
■柳美里『ゴールドラッシュ』新潮文庫
■柳美里『水辺のゆりかご』角川文庫
■柳美里『仮面の国』新潮文庫
■柳美里『命 命四部作 第一幕』新潮文庫
■柳美里『魂 命四部作 第二幕』新潮文庫
■柳美里『生 命四部作 第三幕』新潮文庫
■柳美里『声 命四部作 第四幕』新潮文庫

上の4冊は再読で『命四部作』はどこまで読んだか忘れたので初めから読み直し。
『命四部作』はご自身の出産と東由多加氏の闘病の記録。
こんなに克明に描けるものなのかと、引き込まれました。
薬の名前や看病を続ける周囲の人の苦悩、医師とのやり取りなど
父の事とも重なって、懐かしい思いで読み進めました。

柳美里さんは、苦しい事や皆が目を背けたくなるような事を
苦しみながら文章にしてくれます。
大好きな柳美里さんとは本の中でお話しているような気分です。
これからも応援しています。
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by usayamama | 2010-06-06 18:37 | 読書

日曜日よりの使者の詩   

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今週は久し振りに猛烈に仕事が忙しかったです。そんな金曜日に嬉しい本が届きました。

『甲本ヒロト全詞集 日曜日よりの使者の詩』
私、CDのブックレットは殆ど読まないので、こうやってヒロトの歌が活字になっているのを見るのはほぼ初めてかもしれない。読んでるとやっぱり曲が頭の中でかかってしまう。

甲本ヒロトはやっぱり詩人。
すごく優しくて、すごく繊細な人なんだろうな、と思います。色々な音楽を聞くけど、甲本ヒロトは特別で大昔から聴いて、励まされて癒されて・・・。私、変わってない。

ヒロトの全詞集が出てるのにどうしてマーシーのは出てないんだろう。ヒロトのと同じくらい欲しいんだけどな。ブルハ25周年の今年に猛烈出版希望。2冊揃ったら最高だ!
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by usayamama | 2010-06-04 23:18 | 読書

ガール   

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圧倒的に読書の時間が減りました。以前はどこに行くにも本を持ち歩いていたし、併読もし放題でしたが、現在の至福の読書タイムは就寝前のみにしておりますので・・・。
それでも、どこからか「本読むなら条文でも読んで寝なさい!」という声が聞こえて来そうだけど、そこは許して(土下座)。

■奥田英朗『ガール』講談社文庫

普通に働く女子達が一度や二度は悩むような事や、職場で聞こえて来そうな女子の愚痴がたっぷり詰まった一冊です。「このまま独身ならマンションでも買おうかな〜」っているいる!職場でもつぶやいている人。作者は男子なのにどうしてこんなに女子の生態をリアルに書けるのか不思議。

私も一応は普通に働いているので、こんな本に出会えると嬉しくなっちゃうな。女である事を理由にするのは私は嫌いだけど、それでも女である事が結果的に理由になる場面てまだまだあると思うのよ。逆手にとって、やっぱり女は愛嬌で乗り切るのか!
すべての働く女子にエールを送っている、元気が出る本でした。
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by usayamama | 2010-05-09 23:58 | 読書