圭吾、衣良、龍などなど   

遅ればせながら明けましておめでとうございます。
今年もマイペースに歌舞伎に行って、お稽古に行って、本を読みつつ東京をフラフラしていると思います。去年は壊滅状態のこのブログでしたが、今年はもう少々気合いを入れて綴っていければいいな、と思っております。

さて、お正月。皆様は如何お過ごしでしたか?私は毎年の事ながら実家にてゴロゴロの典型的な寝正月でした。炬燵で本読んで、駅伝見て、母と姉と3人でのんびり過ごしておりました。お正月にはこんな本読みましたよ。

■村上龍『最後の家族』幻冬舍文庫
■東野圭吾『容疑者Xの献身』文春文庫
■石田衣良『眠れぬ真珠』新潮文庫
■森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』角川文庫
■白石一文『私という運命について』角川文庫



『最後の家族』はお父さんはリストラ、お母さんは不倫、長男は引きこもり、妹は援交という一家のお話。う〜ん、大変そうだ。でもね、どこの家庭でも多かれ少なかれ問題は抱えていると思うのです。うん、我が家だって超訳あり。この一家の生活環境がしっかりと描かれているからとってもリアルです。住んでいる町やお父さんの勤め先、お母さんの不倫場所、どこも知っている地名だけにすごく身近に感じました。

『容疑者Xの献身』は直木賞を受賞した時からタイトルに惚れていたんだけど、なかなか読む気になれなくてね。ようやくガリレオシリーズ、初めて読みました。これは何ていうか、美しいです。まさにタイトル通りの結末。本当に献身的な容疑者です。献身的すぎるって!

『眠れぬ真珠』は衣良さんは短編しか読んだ事なかったので、長編をと思って手に取りました。
『夜は短し歩けよ乙女』は笑えました。京都を舞台にした大学生の恋愛のお話。なんだけどそんな簡単には話は進みません。登場人物が全て変。先斗町とか下鴨神社とか四条河原町とか六地蔵などなど京都の地名がバンバン出て来ます。あまり細かい事は考えずに夢でも見る様に朦朧とこの世界に浸る事をお薦めします。

『私という運命について』は主人公の女性の29才から40才までが描かれています。節目節目に登場する手紙がとても大きな意味を持ちます。10年時間が経てば人間も色々あるよね。同じような生活をしていても10年前と今が同じであるはずはないし、自分自身も周りの環境もそりゃあ変わるよね。
10年後なんて恐ろしくて考えたくないですけどね・・・。
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by usayamama | 2009-01-14 21:14 | 読書

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