人気ブログランキング | 話題のタグを見る

コクーン歌舞伎『夏祭浪花鑑』   

コクーン歌舞伎『夏祭浪花鑑』_d0071590_16551216.jpg
今年もコクーンの季節がやってきました。
チケットは取ってなかったから、当日券に並びました。えっ、待ち時間・・・?それは聞かないで!コクーンに到着したらこの人が前に並んでいたよ。太郎さん、結構大柄なのね。

頑張って並んだ甲斐あって平場が取れました。うう、嬉しすぎる。しかも通路側。平場席は、アリーナだね。椅子の席ではなくて、靴を脱いで座布団に座って鑑賞する席なの。私のすぐ横の通路は花道の役割をするので、すぐ横を役者さん達がたくさん通ります。

私が行った日も大いに盛り上がっていて、勘三郎さんは「千穐楽みたいだ」なんて仰っていました。カーテンコールの時には勘三郎さんをはじめ、沢山の役者さん達と握手できてしまいました。すごく大きなご褒美を貰った気分です。

もう一度観たいな・・・。今密かに狙っているのは千穐楽。行きたいな、と思いつつ既に予定を調整している自分には半分飽きれ気味でございます。



コクーン歌舞伎『夏祭浪花鑑』_d0071590_17103517.jpg
コクーン歌舞伎『夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)』
タイトルの通り、大阪が舞台です。お祭りの夜に舅を殺してしまう、短気で喧嘩早い男団七九郎兵衛が主人公。その団七を取り巻く人々も何だか、皆気が短そうで、情熱的で、ひとりひとりが魅力的です。すごく面倒見の良い老任侠とか、「色気がありすぎる」って言われて、かーとなって自分の顔に火傷を負わせちゃう人妻とかね。何だか皆熱いなあ。
短気な人って側にいると大変だけど、ちょっとカッコイイね。

まさにお祭りでした。開演直前から役者さん達が場内をウロウロしていて、お祭りへのワクワク感が場内に漂っていたね。そのまま開演して、それからはもうあっと言う間。お話はテンポよくスイスイと進んで「もう大詰?」てカンジでした。

それから、usayamamaが大感激したのが和太鼓。和太鼓をライブであんなに集中して聞いたのは初めてだけど、惚れ惚れしたわ。こーゆーのって理屈じゃないんだね。この和太鼓が聞きたくて、もう一度行きたいと思ってしまったの。

今年のコクーンも勘三郎さんと演出家串田和美さんにしてやられた〜。

by usayamama | 2008-06-22 17:33 | 歌舞伎

<< コクーン歌舞伎 千穐楽 結婚式 >>