人気ブログランキング | 話題のタグを見る

芸術祭十月大歌舞伎 昼の部   

芸術祭十月大歌舞伎 昼の部_d0071590_21491537.jpg
プランタン銀座がリニューアルして、そのすぐ横にはマロニエゲートなるものがオープンして、これまたすぐ近くにイトシアがオープンして・・・。どんどん変わる銀座界隈ですが、東銀座は相変わらず。そしてusayamamaも相変わらずの歌舞伎座通い。

先月は思う様に通えなかったのがかなり悔しくて、今月は気合い入れて有休取って行っちゃいました。う〜ん、いいのか?いいの、いいの!普段の行いが良いから(嘘です)。

そして先月の鬱憤を晴らすべく、久々の昼・夜通しでの観劇です。芸術の秋だからこれくらいしなくっちゃ!集中力が途切れる事なくあっと言う間の10時間でした。




◉芸術祭十月大歌舞伎 昼の部
1、木下順二作「赤い陣羽織」
2、「恋飛脚大和往来」(こいびきゃくやまとおうらい)
  封印切
  新口村
3、「羽衣」

「赤い陣羽織」は”まんが日本昔ばなし”のようなほのぼのさ。どこからか悦ちゃんの声が聞こえてきそうだったわ。アホ代官が善良なおやじの奥さんに迫るんだけど、アホ代官ご自慢の陣羽織が原因で騒動がとんでもなく大きくなってしまうの。アホ代官を演じるのは翫雀さん。7月にはアホ公家を演じていましたっけ。アホキャラ?

「恋飛脚大和往来」の封印切が昼の部の一番のお目当てでした。遊女を身請けする為に公金の封を切ってしまった思慮浅い男のお話。上方が舞台なので舞台上での台詞も勿論関西弁。さすがに上方系の役者さん沢山出てましたね〜。
このお話は実際の起こった事件を元に近松門左衛門が書いたものだそうです。自分の生活の中にあの近松門左衛門が関わってくるとは!数年前までは考えられなかったな。

「羽衣」は踊りね。漁師が三保の松原で羽衣を拾って、持ち帰ろうとすると、天女が出て来て「返してくださ〜い」っていう踊り。天女は玉三郎さん。玉三郎さんを拝見した時の安堵感は何だったのか・・・。
目の保養をした所で、夜の部のお話はまた次回。

by usayamama | 2007-10-18 22:21 | 歌舞伎

<< 芸術祭十月大歌舞伎 夜の部 梅好き >>