浅田次郎『憑神』   

読書感想もぼつぼつと・・・。

浅田次郎『憑神』新潮文庫
舞台は幕末の江戸。貧乏御家人の次男、別所彦四郎はとにかく運の悪い人物。
文武に秀でていながら、家は冴えない長男が継いでるし、婿入りした家からは
追い出されるし。そしてある夜、小さな祠に手を合わせてしまった事から、神様に
憑かれる事になります。でも神様といっても貧乏神に疫病神、そして最後はあの神様!

大人の純和風ファンタジーだね。
貧乏御家人の苦しい生活、幕末の混沌とした時代での勝ち組と負け組。
それにしても浅田さんは救われない人、悲しい人を描くのが旨すぎです。
今回も見事に浅田さんにしてやられました。

この話は妻夫木聡さん主演で映画化もされてるけど、どうでしょうか・・・。
[PR]

by usayamama | 2007-08-19 21:08 | 読書

<< 八月納涼大歌舞伎 第二部 東京みやげ >>