ヒトラーの防具   

私がこのテの本を読む訳は・・・。
ナチスが犯した人類最大の過ちのひとつ(と私は思っている)について色々な角度、
様々な立場の目線から知っておきたいからです。

帚木蓬生『ヒトラーの防具上/下』新潮文庫
ベルリンの壁が崩壊したドイツで剣道の防具が発見された。防具と共に見つかった日記は1938年に駐在武官補佐官としてベルリンに赴任した、日独混血の青年のものだった。彼が見たドイツと総統とは・・・。

これはフィクションだけど、ヒトラーの防具というのは実際に存在するらしいです。
この青年はドイツ人夫婦のアパートに寄宿するんだけど、そこでユダヤ人の女性を匿う事になります。微妙な立場に置かれた彼の日記は帝国軍人のものではなく、あくまでも市民の目線。戦時下のベルリンの混乱が描かれています。戦争をして得になる事って本当にないですね。ラストも衝撃的。興味のある方は読んでみて下さい。
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by usayamama | 2007-07-17 22:21 | 読書

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