永遠の仔   

気が付いたら読了の本が山積みに・・・。そう言えば最近読書関連のUPが滞っていた。
少しづつ、記憶が消えないうちにUPしていこうと思います。

天童荒太『永遠の仔 上/下』幻冬舍
幼い頃に児童精神科病棟で共に過ごした3人が17年振りに再会する。児童精神科病棟に入る位過酷な人生を歩んできた3人。再会までの間にも様々な困難を乗り越えてきたのだけど、再会する事によって3人の運命がより過酷になり、最悪の事態を招く事になるのです。

これは出たばかりの頃(2000年)にも読んだのだけど、古本屋さんで単行本が激安で売っていたので、見兼ねて買ってしまいました。
相変わらずの救いのない話。3人の苦悩はusayamamaには手に取る様に良く分かる。
誰にも言えない事、打ち明けられない事、打ち明けた所でどうにもならないという諦め。
人生の中で多かれ少なかれ誰でも諦めたり妥協したりして生きているんだけど
家庭に問題を抱えている人、特に子供はどうする事もできないんです。
そーゆー痛々しさを文章で現してくれた天童荒太さんには感謝したいくらいです。
この本から得た教訓は「秘密はやっぱり秘密のままにしておいた方が良い!」という事。
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by usayamama | 2007-07-16 21:47 | 読書

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