半落ち   

映画にもなってとても有名な本です。
そしてよくお名前は聞いていたんだけど、なんとなく読んでませんでした。
良い機会だったのでチャレンジです。

横山秀夫『半落ち』
「妻を殺しました」。現職警官の梶総一郎が、アルツハイマーを患う妻を殺害し自首してきた。
動機も経過も素直に自白する梶だが、殺害から自首までの
二日間の行動については頑に口を閉ざす。
梶が完全に”落ち”ないのは何故か?その二日間何をしていたのか?

これを読んで、誰でも加害者になったり、被害者になったりする可能性は誰にでもある
というような事を考えていました。
そしてその可能性は自分の意志とは別の所で作用しているんだろうなあ。
梶も奥さんが病に冒されなければ、奥さんを手に掛けるなんて事はなかったし。

犯罪の裏側は複雑です。
警察、犯罪者の身内、事件を追う記者、検事、それぞれの立場の人が
事件に向かうスタンスは様々。犯罪の周りで良い思いをする人は誰もいません。
今まで大きな事件、事故に巻き込まれる事なく生きてこれた事に感謝です。
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by usayamama | 2006-12-14 22:04 | 読書

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