東京国立博物館   

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「仏像 一木に込められた祈り」展です。
普段はじっくり見る機会がないので、大混雑だったけど楽しめました。
奈良・平安仏から江戸時代の円空(えんくう)・木喰(もくじき)まで、一木彫(いちぼくちょう)の名品、国宝4体・重要文化財41体を含む146体が展示されています。

一番印象的だったのは国宝十一面観音菩薩立像(滋賀・向源寺)。その美しさ、品格は圧倒的でした。一本の木からあんなに美しいものを彫る事が出来るのか?彫ったというよりも木の中に仏像が納まっていて、それを取り出したような感覚。人が作り出したとは思えなかった。
奇跡だとも思いました。

あれだけ沢山の仏像に囲まれて、慈悲深い穏やかな表情や柔らかい体の線を眺めていると落ち着くものですね。全く信仰心のない私だけど、そこに何か救いのようなものがあるのでは?という気持ちにさえなってくる。

展示の仕方も素晴らしかったです。ゆったりと取られている間隔と落ち付いた色合い。
照明も暗すぎず、明るすぎず。
仏像の周りを360度ぐるっと回ったり出来たのも良かった。もう一度行きたい・・・。
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by usayamama | 2006-11-26 17:32 | 美術館・博物館

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