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壬生義士伝   

この前、藤沢周平読んでから武士モノ熱再燃。
勝手に時代小説フェア開催中です。

時代モノと言っても私が好きなのは江戸中期から幕末にかけて。
友人によると「幕末は青春群像っぽくて、熱すぎる!」との事ですが
時代が二転三転する、混沌とした世の中だけに面白さはあります。

という訳で浅田次郎の『壬生義士伝』。
新選組の小説はかなり読みましたが、これには参りました。
近藤勇でも土方歳三でもなくて、吉村貫一郎。
東北の南部訛がこれまた良くて。浅田次郎さんの手腕が光っています。

初めて読んだ時は何故か嗚咽して泣いちゃいました。
今ではもう泣かないけど・・・。

by usayamama | 2006-08-28 22:04 | 読書

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